2001年 ベトナム国「沈香樹」植林事業パートⅢ
今年9月にベトナム国沈香樹植林地へまた行ってきました。ベトナムの中南部カンホア省の山です。
今回は志野流香道家元のご子息貞統様がご一緒になられました。
植林地は、比較的行きやすいところを選んでいますが、それでもあの暑さの中、道無き山を十数キロも歩くことは大変です。よくおつきあい下さいました。
私も年々自分の体力が衰えていることを実感しながらやっとの思いで目的地にたどり着きました。
現地の林業局員が作ってくれた昼食を共に山小屋で食べるのですが、これがどんなベトナム料理より美味しく感じるものです。
昼食後、3年前の'97に志野流家元がお手植えになった沈香樹を見に林の中へ入りました。
50本植えたはずなのに、もう何処に植えたかも見当がつかないほどです。
雑木の密集の彼方に3メートル以上にも成長した沈香の植樹を見つけたときは感激しました。蔦のように絡まってくる草やトゲのある木に妨げられながらも、十数本の植樹が確認できました。
年毎に200本づつ植えた植樹も十数本づつは成長を確認できました。
'98植樹ものがおよそ2メートル、'99植樹ものがおよそ1メートル、今年植えたものは、まだ50cmにも満たないぐらいでした。
今後とも成長を見守っていきたいと思っています。
さて、最近ベトナム旅行のツアーやベトナム料理が巷では流行しているようです。
特に南部のホーチミン(旧サイゴン)の料理屋が名古屋でもいくつか開店しています。
八事にあります
とても美味しいですヨ。
個人的にはベトナム中部の料理が私の一番のお奨めなのですが、いつか、本場のベトナム料理を含め沈香樹の見学ツアーを企画したいなぁなんて思っています。